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自由診療とは


今は、様々な情報が様々な方法で手に入るので、ここでは詳細な説明は省きます。

日本には国民皆保険制度がありますので、皆さんも何らかの医療保険に加入し、病気やけがをした場合は保険診療で医療機関を受診すれば、医療給付が得られることになっています。
この場合、実際の医療費の2~3割の負担でその医療が受けられます。但し、保険診療には非常に細かい規定があり、各疾患に応じて検査や治療内容等はその制限内で行われなければなりません。
自由診療とは保険診療ではない形態の医療ということで、その治療費は全額自己負担となります。この場合、「自由」という名称の通り、治療費(初・再診料その他を含む)はその医院や病院で独自に決めることができます。全額自己負担ですから、これが患者さんにとってのデメリットになります。

当院でも煎じ薬を用いた漢方の自由診療という形態をとっておりますので、これにかかる治療費は当院独自に決めているものです。今では漢方診療も保険診療が全国的に普及しておりますので、保険診療を希望されるのであればそれに対応しているところで受診されることをお勧めします。

では当院が何故自由診療にしているかというと、保険診療では出来ないメリットがあるからです。保険診療では上記の通り、疾患によって治療法が制限されています。簡単に言えば、「○○の病気には○○の漢方薬で治療する」というものです。もちろん処方は1種類ではないのですが、その処方内容はある程度統一されており、そこからはずれた処方をすると保健診療内では認められず、その分の治療費は保健からは支給がおりず医院や病院の自己負担となります。
しかし、「○○の病気に対しては○○の漢方薬で治療する」というのは、西洋医学的な考え方であり、漢方治療を無理矢理西洋医学的なやり方に合わせているようなものです。漢方治療は本来、病気や疾患に対して決まっているものではありません。西洋医学的に同じ病名でもその人個人の病態を漢方的に「証」として把握し、それに応じて処方を決めますので同じ病名でも違う処方になることもあれば、違う病名で同じ処方になることもあります。
また、その漢方医の経験によって「証」のとらえ方が異なることもありますし、処方する内容が異なってくることもあります。同じような処方でも構成生薬の量を増減したり除いたり、また別の生薬を症状に応じて加味することもあります。

このように患者さんそれぞれに応じた治療を行おうとすると、保健診療の制限の中ではかなり困難になります。
当院では、本来伝わっている漢方治療の有用性をより有効に生かしたいとの思いから、前院長(故遠田裕政)の頃より自由診療という形態で取り組んでおりますので、この主旨に納得された方のみ受診して下さい。
疾患や症状が軽い場合は、保健診療内の処方でも十分に対応できることもありますので、ご自身の症状や経済状況に応じて受診する医院を選びましょう。

当院では[診察のご案内]にも記載しております通り、1日の薬代として700円前後のほか、初診料・再診料が加わります。また手作業で調剤しておりますので、使用する生薬や処方日数に応じて調剤費にも差をつけております。送薬の場合には送料も追加されますのでご了承ください。

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