アトピー性皮膚炎5:苓桂朮甘湯の症例

28才の女性がアトピー性皮膚炎のため来院した。初診時には顔面、肘、膝に発疹が見られた。患者は痩せて立ちくらみしやすかったので、苓桂朮甘湯を与えたところ急速に改善した。

特記すべきは、アトピー性皮膚炎が治っただけでなく、胃腸の具合がよくなり、膝の痛みがなくなり、花粉症も軽減したことである。
初診時、2週間後、9週間後、6ヶ月後の皮膚所見を下に提示します。
左顔面
右顔面





この症例の詳細は「漢方研究」1998年3月号に掲載しています。

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